社債などで考えれば良いと思います。
例えば、企業の信用力が低下(潰れそうになる)と社債に投資している人は、その企業の社債を市場で投げ売る行動に走りますよね?(返ってこないかもしれないので、証券を売却したい)
つまり社債(負債)の時価または市場価額が低下します。
このとき、企業が社債を時価評価していると、負債の額が小さくなる→評価益が出る。
自分の会社が潰れそうになればなるほど、評価益が計上されていくなんておかしいということです!
そしてその解説にかかれていることは、
もし、自分の会社が潰れる可能性(信用力)というのを『のれん』で資産計上していたとしたら、
負債額の低下より、その『のれん』がもっと低下しているはずだから、
評価益になるのはおかしいと言っているのです。