簿記検定基本情報

簿記って何?

簿記とは帳簿を付けるための技術です。個人商店から大企業まで、お金の動くところには帳簿記入は欠かせません。そして帳簿記入には一定のルールがあり、そのルールに沿って"財務諸表"が作成されます。

日商簿記では級が上がるごとに対象が個人から大企業へとステップアップしていくので、ビジネススキルを身につけたい方には、非常に有用な学問となるでしょう。

簿記の無駄知識
「簿記」の名前の由来

「簿記」は、Bookkeepingの訳語であり、明治初期、諸官庁では「帳簿に書き記す」という広い意味で、「簿記」の語が常用語として使用されていた。Bookkeepingの音が、ブックキーピング→ブッキー→ボッキー→ボキ(簿記)となったという茶話がある。

「簿記」の歴史

簿記の歴史を辿ると、古代ローマ時代にまで遡り、古代彫刻の中に商業簿記が彫られていることが確認されています。しかし、その頃の簿記はまだ単式簿記でした。
 その後、14世紀から15世紀にかけてのルネッサンス期にヴェネツィア商人によって複式簿記が発明されたと考えられています。イタリア人数学者ルカ・パチョーリの著書により複式簿記が紹介されたことが、ヨーロッパ中に複式簿記が広まるきっかけとなったそうです。
 日本では、明治6年(1873年)に、福澤諭吉が日本初の簿記書である『帳合の法』を出版したことで、複式簿記の導入が始まりました。

簿記の検定試験

現在、国内で実施されている簿記の検定は複数あります。それぞれの検定試験は対象者や特徴が異なりますが、中でも日本商工会議所が主催する日商簿記検定(通称:日商簿記)が最も認知度が高く、社会的な評価も高いといえます。

これから簿記検定の受験をお考えの方はぜひ日商簿記検定をお勧めいたします。

日商簿記検定は4級から1級までクラス分けされていますが、このサイトでは簿記3級から1級までの情報を提供しています。なお、一般に学生や社会人の人は日商簿記4級を受ける必要はないと言われています。

日商簿記スケジュール

日商簿記検定のスケジュールは次の通りです。なお日商簿記2級〜4級は2月、6月、11月の年3回試験が実施されますが、日商簿記1級だけは6月と11月の年2回の実施となります。

受験のお申し込みや詳細は、日本商工会議所/受験の申し込みのページで確かめてください。

試験回 試験日 あと何日? 試験級
第140回 H27年6/14(日) 終了しました 1~4級
第141回 H27年11/15(日) 終了しました 1~4級
第142回 H28年2/22(日) あと( 2578 日オーバー!)日 2~4級

第145回日商簿記検定まで
あと( 2578 日オーバー!)日
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