独学で日商簿記合格のための勉強法

簿記検定に合格するための勉強法は誰だって気になります。 最も効率的な学習方法とはどんなものなのか?そもそも人によって違うのでは?

とにかくこのページを一読して参考にしてみてください。

共通の効率的勉強法

まずはじめに理解してほしいのは、すべての人に共通する勉強法が必ずあるということです。

私は今までに多くの人から学習方法を質問されていました。しかし、その質問者たちは結局『自分には合わない』や『勉強方法は人それぞれ違う』などと言って聞き入れないことが多い。

確かに性格や環境も違えば得手不得手があり、効果のある学習方法も変わってくるでしょう。しかし日商簿記に限らず日本の試験勉強には共通の攻略法があると思いませんか?根本的な学習方法の”正解”は一つであり、そのうえでもっと上位の具体的手段が人それぞれ異なるだけなのです。

以下、東京大学出身者・司法試験合格者・公認会計士合格(管理人含む)など難関試験をクリアしている人たちの勉強法から重要な共通点を集めて書いています。これら共通の効果的学習法を元にし、日商簿記のそれぞれの級にあった勉強法を取り入れてみてください。

暗記には絶対反復学習が必要!

日本の試験勉強には残念ながら暗記が必須です。場合によっては膨大な量を記憶しなければいけないわけですが、苦労もせずに楽に「暗記」をできるショートカット法など存在しません。勉強のできる人たちは何度も何度も同じテキストや問題を見て反復し「記憶」しているのです。

世の中には”一度見たら完璧に覚えてしまう”天才が存在するとか言われてますが、私は出会ったことがないので疑っています。もしそういった天才が存在するとしても世界にごくわずかな人数しかいないでしょう。まずは『自分は天才ではない』と認めることからはじめるべきです。

忘れる前に復習

暗記には反復学習が必要と書きましたが、反復頻度も重要です。多くの人に言えることですが、一度学習して同じ論点を復習するまでの期間が長すぎます。こういった人の感覚はわかります。既に覚えていると自覚している論点を復習するのは無意味そうだし、誰だって苦痛ですから。

しかし「覚えていることをさらに上書き」することで脳により記憶として定着するのです。そのため半分以上忘れてしまっている状態で復習するのではなく、一度覚えたら比較的早い段階で再びインプット、が必要です。

あれこれ手を広げない

これは巷でよく言われている勉強の常識ともいえることですが、勉強が良くできるといわれている人たちの多くは、無駄にあれこれ別の教材などを見たりしません。もちろん勉強時間が十分にある人はいろいろな種類のテキストを見て学習するのもアリかもしれませんが、そういったことをしている人でスパッと合格した人を見たことがありません。『コレだけを覚える!』という1つのテキストやノートを作って合格している人が多いのです。

問題をたくさん何回も解く

これは簿記検定に関することですが、日商簿記はアウトプット命です!テキストを眺めているだけではまず受からないでしょう。問題集・過去問・予想問題・模試など片っ端から繰り返し解くのです!わからないと諦めてすぐに解答解説を見るのも良くないです。とりあえずペンと電卓を動かしてみることで力がつきます。上で『あれこれ手を広げない』と書きましたが、問題によるアウトプットに関しては手を広げてもOKです。

第145回日商簿記検定まで
あと( 2406 日オーバー!)日
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