実戦テキスト簿記論 中央経済社 著者小林秀行氏の主張

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    著者は転換型新株予約権付社債の権利行使時、(借)社債 新株予約権
    (貸)社債償還益 資本金 資本準備金 の処理を行い、借方の社債の償却累計額(社債利息)を社債償還益で消去して、発行時の払込価額に修正するのだと主張する。その根拠は社債の償却額は利益剰余金に由来するため、資本金に組入れる事は資本と利益の混同にあたるからだとする。しかし、資本金組入れ額は当該新株予約権付社債の発行時に、株主総会または取締役会の決議を経ており、社債償還益と資本金の増加取引を同時に認識する事こそ、資本取引と損益取引の混同にあたるとされ、結局社債の償却原価そのものを資本金に組入れる事が、今日の適切な会計処理となっているのは言うまでもない。

    #80782 Reply

    (+_+)

    なお、中央経済社は、上記の著者の見解を尊重?して、当該書籍の訂正は行わないとしている。

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