日商簿記1級の合格勉強法

日商簿記1級の勉強法・コツ

日商簿記1級の合格のためのコツは2,3級とは異なります。一気に試験の難易度も跳ね上がり、2級までの学習方法のままチャレンジしているため、なかなか合格できずに苦しんでいる独学者も多いのでは?

たしかにアウトプット練習をこなして慣れることに違いはないのですが、本試験に『過去問の使いまわし』があまり見られません(使いまわしているかもしれないが複雑に変更されている)。そのため、”今までに解いたことがある”からといってその論点に対する理解が浅いと、本試験で少しひねられたとたんに解けなくなる独学者が多いようです。

学習初期~中期の勉強方法

直前期に過去問や本試験形式の問題を解きまくるのは言うまでもなく重要ですが、それまで(初期~学習中期)は論点の理解を追及しましょう。テキストを読みながら『この処理は何のために何をしているのか』くらいは理解できるようにインプットしなければいけません!そして、すかさず簡単な例題や問題集でアウトプットし、『この処理は何のために何をしているのか』について確かめるように解答解説を見てください。単に金額が合っていただけで満足してはいけません。

直前期の勉強方法

そうこうしているうちに学習論点の理解が得られます。例えば何も見ずに”税効果会計は~のために~をしている”と他人に説明できるレベルが目標です。ここまでくると本格的にアウトプット中心に移行し、ラスト1ヶ月くらいは過去問・予想問題・模試などをたくさん回して、忘れてたor理解不足の場合にテキストに戻る、で完璧な状態に持っていくことができます。

多くの人は初期~中期の『理解』の段階を怠るため、たくさん勉強しているのにうまくいかないのです。私の感覚だと日商1級は、6ヶ月もあればゼロから学習しても十分間に合います。インプットとアウトプットのバランスをとってしっかり学習することが確実合格の最も効率的な勉強法です

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

関連記事

コメント

  1. この記事へのコメントはありません。

  1. この記事へのトラックバックはありません。

第145回日商簿記検定まで
あと( 2578 日オーバー!)日
ページ上部へ戻る