退職給付会計で、ワークシートによる解法というのがあります!ご存知の方もいるでしょうが、半分以上の人はT勘定か仕訳で解いているでしょう!!
しかし、これははっきり言いましょう!皆さん、ワークシートで解いてください!
今までの投稿と違い、おすすめというわけではなく、絶対すべきって言います!絶対ワークシートで解くんだぁぁ!!日商1級以上のひとぉぉ!!
その理由は次の通りです。
- 会計基準適用指針の説例ではワークシートを用いられている。
- 機械的に素早く解ける。
- 「現金預金」の増減も同時に出せる。
- ワークシートの機械作業で解けない問題はない(私は出会ったことがない)
- 会計士の問題ではワークシートを埋める問題も出題される。
例えば、T勘定で解く場合は、「現金預金」の増減は同時には出せないはずです。また、ワークシートほど機械的ではない。
ではなぜ、専門学校でワークシートを教えない先生がいるのか!?知りません!バカなだけでしょう!!
よくいるアホな先生「ワークシート?知ってるわよ。でもあれじゃ、生徒さんたちが理解しにくいじゃない。」
T勘定解法を理解するのと同じくらいの労力でマスターできるはずです。むしろマスターした後の使い勝手はワークシートの方が上なはずっ!!
ワークシートの使い方
次の問題を元に、解き方を説明します。
(1)問題中から数値を拾ってきます
左上から数値を埋めていきます。薄い赤色で塗った部分です。ここは、貸方の金額に()を付けています!
(2)次に退職給付費用と支払い額を埋めます
ここでも色が付いた部分を記入します。ちなみに古い言葉が使われています。
(利息費用:320,000×4%、期待運用収益:260,000×2%)
なお、引当金を増加させるものは()が付いています。どれに()が付くかは記憶してしまって良い!
(3)実際当期末を問題から持ってきて、予想との差額を当期発生の数理計算上の差異とする
「実際当期末」を記入し、差額を間に記入します。そして差額の貸借を逆にして、そのまま下に移動!!
(4)最後に、差異等の償却を記入します(償却開始年に気をつけて)
(14,840÷14年=1,060、22,440÷11年=2,040)
償却の貸借は、「実際前期末の逆になります」
()のこと。
最終的に、縦横で合計してすべての数値が埋められます!!ここから簡単に必要数値を拾って回答します。
期末退職給付引当金:77,120
退職給付費用:17,920
現金預金の減少:△8,400
慣れればめちゃくちゃ簡単に解けます!本試験で、、「退職給付出たしッ!楽勝!ざまぁ!」ってなります。
実際にワークシートを書くときは、もっと簡略化して書きます。位置さえ記憶してしまえば、シンプルになります。最後に私のワークシート下書き↓
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