ライン工程の標準原価計算インプット法

私10代のころ、工場のライン工として働いていました。すぐ逃亡しましたけどw

そのときはまだ簿記を全く勉強していなかったので気付きませんでしたが、 今思い出せば、工場(ライン作業)には、工業簿記や原価計算の論点が散りばめられています。

まず、工場のライン作業とは?

私が働いていたのは、ある精密機械を流れ作業で組み立てていく工場でした。

そこでの仕事は、”部品A”を流れてきた”本体P”にビスで取り付けるという作業を、 一日中やり続けるという地獄のようなものだった。 あの工場はまるで奴隷の強制労働!

あんとき俺をいじめてきた、E川班長、M田工場長、バーカ、バーカ!やーい!

、、、すいません、、おふざけです、、私が未熟だったんです。

部品1個で本体1台組み立て

脱線してしまいましたが、そこでの作業で、”部品A”を誤って傷つけてしまったとき、必ず、E川班長に伝えて、新しい部品Aをもらう、というルールがありました。 しかも、その”部品A”は、始めに流れてくる”本体P”の数量しか渡されないんですよ。

標準原価計算 – インプット法

オレ「E川さん、またミスりました。」

E川班長「アホ!どアホ!」

オレ「でもビスが、、」

E川班長「何がビスや!ボケカス!また”部品A”持ってこなアカンやないか、、」

オレ(始めからいっぱいもってこいよ、、、)

これ、オレの考えが間違ってたんです。 原価計算でいう何かわかりますか?

標準原価計算のインプット法です。

インプット法 原価財の投入時に標準原価差異を把握する方法

つまり、部品Aは必要量(標準数量)しか渡されず、失敗するとその後の作業で部品Aが足りなくなるので、E川班長にもう一つくださいしないとだめなんですよ。そしてE川班長は部品Aをとりにいくときに標準原価差異(数量差異)を記録しているんです!

こうすることで、原価差異を速やかに把握し、さらに発生原因も明らかにできるため、工場の原価管理に役立つんですね!

標準原価計算 – アウトプット法

もし、仮に標準原価計算のアウトプット法なら多分こうなっていたでしょう。

オレ(ヤベっ!またミスった!まぁ黙ってりゃわからんか、、いぇい!)

E川班長「ちゃんとやってるか〜、あそ〜ん君」

オレ「やってます!」

【月末】
E川班長「部品Aが12個も余分になくなってるやないか! またM田工場長に怒られる〜(TmT)」

オレ(いぇーい、いぃぇーい!ww)

E川班長「なんや!何笑ってるねんっ!ボケ!」

このように、アウトプット法じゃあ、原価計算期末にならないと原価差異が把握できないうえに、差異の発生原因も明確となりにくいんです。

今回は、インプット法の体験を書きました。 このようによくわからないことでも、実は身の回りに”簿記”はあったりするんです!  ちなみに、このライン作業の仕事は1ヶ月ほどでばっくれたんですけどねw

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