オプション取引1の続きで、デリバティブ・オプション取引の会計処理とおまけの話。
前回はオプション取引の主な種類を紹介しました。コールの買い、コールの売り、プットの買い、プットの売りの4つがあります。
仕訳に関しては、これらの内容を理解していれば簡単かと思います。勘定科目はいろいろあるみたいです。例えばコールの買いの場合、、

コールオプションの買い
- はじめにオプション料を支払う仕訳
- 期末に権利行使されていない場合は、オプション自体の価値の評価損益の仕訳
- 権利行使時の損益の仕訳
2.は通常問題文に与えられています。つまりこのオプションの価値(誰かにこのコール・オプションを売却するとしたらの価値)がどのくらい増減したのかを損益勘定で計上するだけです。
3.も簡単で、このグラフでいう青のラインが示す損益を「デリバティブ損益」などのP/L科目で計上するだけです。
オプション取引というのが何なのかを理解していたら、この仕訳は非常に単純なんです!
オプション取引の応用
ところでオプションは複数組み合わせることもできます。例えばコールの買いとプットの買いを合体させると次のようになります。

コールオプションの買い

プットの買い

ロングストラドル
上に行っても下に行っても利益!!権利行使価格近辺の場合だけ損失!!ロングとプットを買う取引で「ストラドル」とか言われます。他にもいろいろな組み合わせがあります。
なんかこの投資方法だと儲かりそうですよね?笑。実際にはそう簡単に儲かりません。投資ファンド(プロの人達)の食い物にされて終わりです。。
なお、ちょっと前にウェブ上でよく見かけた「バイナリーオプション」もこのようなオプション取引の一種。なんかステマブログとか、2chのスレ?であからさまに情報弱者を騙そうとしている感じのやつね。
2chまとめとかで今でも存在しているでしょう。。「ニートの俺が月400万稼いだったwww」みたいなやつ。あれは十中八九、業者側のステマでしょう。騙されてはいけませんよ(参考サイト)
まぁ、儲からないとは言いませんが、それ相応のリスクを負わないといけないということですね。BOはやめておいたほうがいいです。もしかしたら電車に飛び込むことになりかねません。。
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