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Reply To: ストックオプション
ニャンともいえニャイ
行使価格という条件を変更する「条件変更がなされた」場合、評価額が上がった場合は費用のプロスペクティブ方式で追加計上し、下がっていれば従来通りの費用計上を行います。
条件変更は会社が将来にわたる効果を期待してなされるため、基本的に以後の損益に反映させるのですが、時価が下がっている場合には矛盾を回避するために従来通りの費用計上を行うのです。
「条件変更がなされていない」場合、評価額の増減はストックオプションの会計処理に影響を与えません。
これは、ストックオプションは労務の対価として付与されると考えられていますが、ストックオプションの数量等の条件は、会社と従業員等は付与日のオプションの時価をもとに合意していると考えられます。したがって、付与日のオプションの時価と提供される労務は等価であると考えられ、付与日以後のオプションの時価の変動はサービスの価値とは直接的な関係を有しないと考えられるためです。
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