Reply To: 等級別総合原価計算

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#3382 Reply

ニャンともいえニャイ

仕掛品勘定って、借方は月初仕掛品と当月製造費用、貸方は完成品原価と期末仕掛品、ですよね。(仕損等は考慮しないと)
あと、前提として、仕掛品勘定は必ずしも1つしかないとは限りません。A製品仕掛品・B製品仕掛品などというように複数存在することもあります。まぁ、大きな仕掛品勘定を細分化しているだけですが。

等級別原価計算には3つの方法があります。
1、当月完成品原価を各等級製品に振り分ける方法(当月完成品原価が結合原価)
2、当月製造費用を各等級製品に振り分ける方法(当月製造費用が結合原価)
3、当月製造費用と各等級製品の月初仕掛品原価の合計を、各等級製品の完成品・期末仕掛品に振り分ける方法(月初+当月費用が結合原価)

1の方法は、大きな仕掛品勘定で完成品・月末仕掛品原価を計算して、完成品原価をA製品・B製品に振り分けます(連産品の計算の様な方法)。なお、月末仕掛品原価は分解しません。
2の方法は、当月製造費用をA製品・B製品仕掛品勘定に振り分けて、それぞれの勘定でそれぞれの完成品・月末仕掛品原価を計算します(組別総合原価計算の様な方法)。
3の方法は、一旦借方項目をごちゃ混ぜにして、それをA製品・B製品の完成品・月末仕掛品に直接振り分けます(プール計算法)。
※「単純総合原価計算に近い方法」は「連産品の計算の様な方法」と表現してみました。

1と2の方法は分かりやすいと思います。難しいのは3の方法だと思います。名前のごとくごちゃ混ぜにしていっぺんに片づけてしまうという荒っぽい方法です。3の方法は前月以前に行った原価の振り分けをチャラにするため問題があるという批判がありますね。また、暗黙のうちに平均法を想定しています。先入先出法でも一応できますが、無理やりやる感じになるので、ん?え?んん?は?ってなります。

>等級別原価計算は、インプットの原価をアウトプットたる完成品、月末仕掛品などに配分する際に、インプットの原価を各等級製品に配分する方法により行うこと。
これは、たぶん2の方法ですね。

>等級別計算は、各等級製品の月初仕掛品原価と当月製造費用の合計額を等価係数を使用した各等級製品の完成品、月末仕掛品へ按分する方法によるもの。
これは、3の方法ですね。

わかりますでしょうか?

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