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Reply To: 満期保有目的債券の為替予約
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すみません。処理については正しかったみたいです。
実務指針14にばっちり書いていました。それらの金額は正しいです。為替変動リスクと、金利調整差額をひとまとめに「為替差損益」とするのはちょっとおかしいはずなんですが、、実務指針がそういっているならあってますね。しかしLECもマイナーな計算を出しますね!さすが!
てか、この問題の取引不思議ですけどね。こんなこと言い出したら駄目なんですけど、ドルってことはアメリカでしょ?で、その債券を購入して、購入したそばから為替予約により将来に480,000円の損失を確定させるっておかしいですね。仮にクーポン利息を考慮しても米国債等であればプラスになるかどうかわからないorなったとしてもリスクに見合ったリターンではない、ってとこが面白いですね。はじめからそんな債券買うなよって思いますw
すいません、脱線して。仕訳の意味に関しては簡単ですよ。
(400,000ドル×87円)ー(392,000×90円)=△480,000円
(購入日の仕訳)
満期保有34,800,000/現金等35,280,000
長期前払費用480,000
これは将来入ってくるお金ー購入代金で、480,000円の損失が確定といえます。これを単に×1年10月1日から×6年9月30日まで月数按分しているだけです。5年間にわたってこの損失を計上していくという意味。
当期分は×1年10月1日~×2年3月31日で6ヶ月。計算すると48,000円(為替差損)を損益認識することになりますよね?
一方、前払費用96,000は1年以内に費用化されるため、12か月分を振り替えているだけですが。。
その前払費用に関しては、間違っている可能性が高いです。為替予約で出てくる前受収益などは、純粋な経過勘定科目とは別物であり、厳密に長短分類しないものです。(会計士協会の実務指針でもそのようにしています)
そのため真の答えは以下の仕訳になるはずです。
為替差損益 48,000/長期前払費用48,000
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